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自家製酵母パンの作り方*その1*酵母おこし

パンの素となる酵母をおこします。
用意するものは、季節の果物、浄水(ミネラルウォーターでなくても浄水器を通したものでOK)。
道具は清潔なびん、ナイフ。

びんはフタがキュッとねじってしめるタイプのものがよいです。
つまり、ジャムタイプではなくて
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保存食用のびんが向いています。
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日頃から気をつけておいて、よさそうなびんがあればとっておきます。
大きなびんよりも、ちょっと小さいかな?と思うくらいの方がちょうどよいです。
できあがった液種は1ケ月ほどで使い切りたいことと、パン種にするまでに全粒粉で培養してかなり増えるからです。
いいびんが見つからない場合は、ホームセンターでも保存びんとして売っています。
これは私がいつも使っているもの。
ホームセンターで80円くらいです。
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まず、びんを煮沸します。
大きなお鍋にびんとフタを入れ、10分ほど(適当)煮沸消毒します。
びんとフタを取り出したら、そのお湯をナイフにざっとかけておきます。

果物はざく切りにします。
私はいつも、旬の柑橘を使います。
柑橘の場合は外皮をむいて、内袋ごとザクザクカットします。
種もそのまま一緒に入れます。
そのまま食べられる皮(りんごなど)は、皮ごとカットします。
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カットした果物を、びんの(冷めてからね)7分目くらいまで入れ、浄水を注ぎます。
ヒタヒタに浄水を入れて、びんの8分目くらいになるように。


フタをキュッと(スクリュー式だとキュッとしまります)しめ、暖かいところにおいておきます。
25度~29度くらいが最適。
室温が低いぶんには時間をかければよいのですが、高すぎると酸味が出ます。
30度なら大丈夫かな~夏場の暑い時期、33度、34度になるときは要注意。

写真はつい先日仕込んだジューンブライド酵母。
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暖かいところへおいておくと、数日後(早ければ翌日にでも)に細かい泡が出てきます。
毎日びんのフタを開けてガス抜きし、フタを開けたときにプシュッとサイダーみたいな音がして泡が元気にはじけたら液種のできあがり。
糖分は入れません。
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続く

  
by mugica | 2012-07-11 20:47 | パンの作り方