ライ麦くるみと酒粕チーズとメープルと
2010年 09月 18日超がつく人気で、通販のパンはいつも売り切れです。
昔、トモキくんがまだ赤ちゃんだった頃に行ったことがあります。
強く印象に残っているのがゴルゴンノア。
ライ麦生地にくるみが混ぜ込んであって、フィリングはゴルゴンゾーラチーズ、表面にはちみつがたっぷりかかっていました。
くるみのカリカリ、ゴルゴンゾーラの塩気、はちみつの甘さが不思議によく合い、あとひくおいしさでした。
あのおいしさを麦香のパンらしく作りたくて、夏休みの間にいろいろ試作していました。
生地はライ麦15%、粗みじんのくるみを混ぜ込みます。
フィリングは寺田本家の発芽玄米酒の酒粕に、豆乳、なたね油、塩。
仕上げにメープルシロップを塗ります。
元祖とは全く異なる味ですが、くるみコリコリ、酒粕ディップの塩気、メープルの甘さがよく合います。
メープルシロップを塗り忘れた時、そのまま食べてもおいしかった。
「このままでビールのつまみによい」と友人が言ってくれ、甘みのないフィリング入りのパンでもいいなあ、とも思います。
メープルシロップが塗ってあるとベトベトして食べにくいしね。
塗らないで「メープルシロップやはちみつをつけるとおいしいです」と添えておこうかなあ。
でも熱いうちに塗った方が生地にしみこむかな。
楽しい。
こうやってあーでもない、こーでもないと考えるのが大好きです。
写真は上がメープルシロップ付き。下がそのままです。
今日、たくさん試作しました。
アースマーケットに置いてもらうので、食べ比べてみてください。
そして今度パン屋を見かけた時、「こっちの方が好き」「もっとこんな風が好き」などなど、ご意見をきかせてくださるととても嬉しいです。
もちろんメッセージで知らせてくださってもOKです。