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山さん、においます(古いね)

今日はずいぶん前からの約束がありました。
計画的に仕込みの準備をし、子どもたちに朝食を食べさせ、小学校に出かける時間になって急に、長男くんが「お腹が痛い」と言いました。
ええ~
長男くんは便秘気味で、牛乳を飲みすぎたりお腹を冷やすと、よくお腹をこわします。
保育園の頃、保育園でのたうちまわって苦しんで、車で小児科にかつぎこんだら、ただのフンヅマリ。
カンチョウして(すみません、汚いかなーと思ってカタカナにしてみたけど、やっぱりキタナイネ)もらってすっきり完治。

今回も下痢なし、熱なし、咳なし、鼻水皆無。
ウンチすれば(すみません)治るよ!とトイレに送りこんだけど、なかなか治らない。
お腹に毛布をかけて温めて、次男くんを保育園に送る時間になったので、先に保育園に送り、30分後に帰ってきても、まだ痛いと言っています。
「5月病だネ」と長男くん。
「……5月病では、学校を休まないんだよ…お腹痛いのに歩いて行けとは言わないけどさ、治ったら行ってね」
「分かった。でもまだちょっと歩くのは痛いんだよねー」
……さっきよりちょっと、余裕の表情なんですけど…新聞読んでるし…。

約束の時間に間に合うための、リミットの時間が近づいてきます。
「あー、まだ痛い。どうしよう、ママ?」
「…お腹が痛いなら学校をお休みする?」
「うん」
「今日は前からの約束でね、ママ、2時すぎには帰ってくるけど、お留守番していられる?」
「うん…できると思う」

初めて留守番させることになりました。
病気の子を一人にするなんて!!!とお思いの方に言い訳させていただきますと、その時点で長男くんはお腹に毛布はかけているものの片足を上げてブラブラさせながら新聞を読み、ゴロゴロ転がりながら反対側にある本を手にとり、本を持ったまままたゴロゴロ転がってもとの位置に戻って足をブーラブラさせながら鼻歌歌って本を読んでいたのです。

「じゃあ、ママ、行ってくるね」
と玄関で振り向くと、相変わらずのんべんだらりとリラックスしていってらっしゃーいとねそべっているので、
「ちょっとは勉強しなさいよ。あ、学校行かないんだから問題集やっておいてよ。できるだけでいいから。」
「何ページ?」
「何ページってことはないから、まあ、お腹が治ったらね、できるだけ」
「分かった!じゃあ、今からやっとく!そうすれば早くすむから!」
と軽やかなステップで2階に問題集を取りに行きました。

………。

………お腹痛くて、歩けないんじゃありませんでしたっけ?

「そ、そうだね…さっきより大分よくなったんだよ。でもまだ痛いけど」

………仮病のニオイがプンプンするぜ!!!


2時半に帰ってくると、あったはずの食パンが1斤なくなり、勝手に冷蔵庫のゼリーをおやつに食べ、ワンピース(マンガ)をリラックスして読んでいましたとさ。

明日は行ってね、学校。
by mugica | 2012-05-08 20:28 | 子どもたち