ヤナギヤのおばさん
2014年 12月 26日パンを焼いて配達をすませた後、ずっと後回しになっていた年賀状の準備を始めました。
いただいていた喪中葉書を確認しました。
亡くなった方の多くは私たち夫婦の親世代。
ついこの間まで祖父母世代だったのになあ…もうそんな年齢です。
亡くなったお名前の中に、知人ご本人のお名前があり愕然としました。
岐阜の自然食品店ヤナギヤの店主 松波見代子さん。
マクロビオティックという言葉がまだそれほど浸透していなかった頃、「正食」という名でその基礎を教えてくださった方です。
そのお料理教室では、手書きの丁寧なレシピと、子育てや生き方に関する考え方を教わりました。
今では正食、マクロビオティックから遠ざかっている私ですが、おばさんに教わったお赤飯は今でも月に1度は作ります。
土筆ご飯。
レーズンの甘みだけの小豆あん。
きびの入った中華まん。
いもしぐれ。
その季節の野菜をいかした、しみじみおいしいお料理たち。
厳しく、優しかったおばさん。
もう一度、お話ししたかったな。
「あなた、粉ものばかり食べてちゃだめよ」と怒られそうだけど。。。
明日は昔のファイルをひもといて、おばさんのレシピでお料理を作ろうと思います。